上野村には、自然の恵みで育まれたおいしい食がたくさんあります。ここでしか味わえない珍しいものや、美しい水と空気だからできるおいしいものたちを、ぜひ味わってください。
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- 希少なグルメ! 年間出荷数 約250頭のみ
- 噛めば噛むほど 旨み広がる!
- 豚肉に比べて高タンパク 鉄分もたっぷり!
- 甘さとコクがありながら さっぱりとした脂。 いくらでも食べられる!
- フランク・餃子・カレー等 加工品もおいしい!
雄のイノシシと雌のブタをかけあわせた “いのぶた” のお肉は、上野村を代表する特産品です。山に囲まれ、平地の少ない上野村では、大規模な農業はできません。「平地に負けない村おこしをしたい!」と、約50年前に個人の農家さんを中心にいのぶたの飼育がスタートし…ました。現在は、JAのいのぶたセンターで飼育し、年間約250頭を出荷しています。
イノシシとブタのハーフなので、見た目も性格もちょうど半々。のんびり屋さんのブタと少しデリケートなイノシシの両方の性格をあわせもっています。その性格ゆえに、飼育には専門のノウハウが必要です。日本でもイノブタの飼育をしている場所は数えるほどしかなく、とっても希少なブランド肉です。
気になる味は、赤肉の濃厚な味わいが特徴。噛んだ瞬間に、肉の味が口のなかにジュワっと広がります。さっぱりしていて油っぽさはありません。まずは、焼肉やしゃぶしゃぶでお肉本来の旨味をしっかり味わってみてください。そして、これからの季節におすすめなのが「いのぶた鍋」。道の駅レストランでは上野村の十石みそをベースにした絶品いのぶた鍋を味わうことができます。村内の直売所やネット通販では、料理用のスライス肉やフランク・餃子などの加工品を取り揃えていますので、是非色んな味わいをお楽しみください。
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- きれいな空気と水が育んだ 肉厚・濃厚しいたけ
- こだわりの無農薬栽培
- 一番のおすすめ! 焼きしいたけ
- 加工品も大人気! 旨みをいかした佃煮や 食感も楽しめるカレー
秋の上野村では、山のあちらこちらから、キノコの便りが届いてきます。気候や土壌、そして水。キノコの栽培に適した恵まれた環境の中で、昔からしいたけの栽培も盛んに行われてきました。
以前は、森の中の原木で、しいたけを栽培する農家さんが数多くいましたが、直売所に並ぶそのほ…とんどがおがくずを使って栽培した菌床しいたけです。施設の中で温度や湿度を調整して栽培しているため、1年を通して収穫できるようになったことが増えてきた要因の一つ。村長が社長を務める「上野村きのこセンター」では、北関東でもトップクラスの生産量をほこっています。上野村のしいたけは濃厚でしっかりした味が特徴です。道の駅で販売しているものは、サイズも大きく肉厚のものがほとんど。一番の売れ筋商品です。そのまま焼いてアツアツを食べるのがイチオシの食べ方。しょうゆをさっとかけて本来のおいしさを楽しむのもよし、チーズをのせてアレンジするのもよしです。オーブントースターなどで手軽に調理もできます。一度に食べきれない場合は、スライスして冷凍するのも可。味がぎゅっと濃厚になり、みそ汁や煮物などにお手軽に利用できます。乾燥もできるので、まとめ買いするお客様も多くいらっしゃいますね。
そのほか、しいたけ茶やスープ、佃煮やきのこカレーなどの加工品も充実しています。一度食べるとやみつきになり、リピートされるお客様も。今後はしいたけを使った加工品やメニューをさらに開発し、新たな魅力をお届けしたいです。
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- 原料は大豆・大麦・塩のみ! 余計な物は入っていない
- 伝統の天然醸造! 自然のままに熟成
- 口いっぱいに広がる 芳醇な麦の香りとコク
- 上野村産の大豆を使用した 数量限定タイプがおすすめ!
昭和46年から上野村のJAで作り始めた十石みそは、もともと上野村のご家庭で作られていた伝統食品です。昔ほど多くはありませんが、今でもご家庭でみそを熟成している人がいて、上野村の生活に根付いているみそです。…
みそは麹・大豆・食塩で作りますが、十石みその麹は大麦を使います。常温で長持ちさせるためのアルコールなどの添加物は一切使用していません。そのため保存は要冷蔵です。
秋から翌年春にかけて仕込み、ひと夏かけてじっくり熟成させます。人工的な環境ではなく、自然に任せているので、雨が多い、湿度が高い、気温が低いなど、その年の気候によって出来上がったみそは色や風味が微妙に異なります。このばらつきも、特徴の一つと考えて、毎年それぞれのベストと言えるみそを手間ひまかけて作っています。樽からそのまま詰めた、 「粒」と、濾したタイプでまろやかな「練」の2種類があります。約1年じっくり熟成させているので、うまみ成分が多いのが特徴。はじめて食べた方からは、「だしを入れなくても、おいしいみそ汁や豚汁ができた」と言っていただくことも。シンプルにまずはみそ汁にして味わってみてください。村の外にも、親子何代にもわたって使っているご家庭があるほどファンの多いみそです。
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上野村を代表する夏の味覚。ほどよい酸味とジューシーな味わいが特徴で、毎年6月末から8月上旬ににかけて様々な品種が店頭に並びます。中でも一番人気の品種が「ソルダム」。真っ赤な果肉は甘さと酸味のバランスがよく、食べ応えのある食感も魅力。一度食べたら虜になること間違いなし!
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関東有数の清流「神流川」では、毎年3月1日に渓流釣りが解禁になり、多くの釣り客が訪れます。村の観光スポット「川の駅(ふれあい館)」では、春から秋にかけてヤマメ・アユ・イワナの塩焼きを週末を中心に販売します。炭火でじっくり焼き上げた魚は頭から丸ごと食べるのが通。
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近年、上野村で力を入れている「ミニトマト」。ハウスでの栽培は通年収穫が可能で、水分を調整することで甘くみずみずしいトマトが実ります。もちろん露地栽培のトマトもおすすめ! 生産者によって作っている品種も異なるので、見かけた際は食べ比べてみるのも楽しみです。
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お米のとれない上野村は、その昔、麦などの穀類を主食としており、うどんやそばは各家庭で作られていました。村内の旅館や飲食店の中には、今でも昔ながらの製法で提供しているところもあります。中でも、手打そばが味わえる「福寿庵」は、上野村の粉文化の象徴となっています。
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上野村では「健康水準の高い村」づくりの一つとして、健康的な「郷土料理」を紹介する本を発刊。先人達の知恵を引き継ぐことで、その土地の文化に触れることができます。写真の料理は「つとっこ」。もち米・小豆・キビを、朴(ほう)の葉っぱで包んで茹で上げたもので、やさしい味わいが口の中に広がります。
都会からたった2時間の距離なのに、驚くほど雄大な自然が広がっている上野村。ぜひリフレッシュしに来てください!