上野村

STORYNo.014

子どもたちとも一緒に遊べる川の美しさが村の魅力!

初めての一人暮らし、初めての田舎暮らしがこの上野村だったという山本さん。自然や食を楽しんでいるという村での暮らしや、保育所でのお仕事などについて、教えてもらいました。

  • 山本 力駆さん
  • 群馬県前橋市 出身
  • 村民歴:4年目 ※2021年6月時点

上野村に移住したきっかけは?

就職です。大学で保育士の資格を取りました。就職活動のとき、アドバイザーの方が上野村によく魚釣りに行くとのことで、上野村保育所を紹介されたのがきっかけです。

それまでは、上野村に来たことはありませんでした。

実際に来てみて、どう感じましたか?

「すごい田舎だよ~」というのはいろんな方から聞いていたんですが、「まさかここまでとは!」と(笑)。思った以上に田舎でした。両親は「行って来い!」という感じでしたが、祖父母は「大丈夫かい?」と心配していましたね。

上野村での暮らしはいかがですか?

大学時代は実家暮らしだったので、初めての一人暮らしで、初めての田舎暮らし。不安もありましたが、近所の方にとてもよくしていただきました。

道路や公民館の掃除など、地域の行事で村の方たちと交流する機会があります。地区対抗の運動会もあるんですよ! 地域のおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に綱引きしたり。あと、若者たちは青年団に入って、夏祭りやバレーボール大会を主催したりするので、同世代の友達もできました。

 

保育所で遊ぶ子供たち

休みの日は何をしていますか?

実は少し前に結婚しまして、一人暮らし用の村営住宅から、少し広めの部屋に引っ越しました。そこに小さな庭があったので、今は緑を愛でています。流行りに乗っておこうかなと(笑)。観賞用よりは食べられたほうがいい、という嫁さんの意向で、ハーブ系の植物を育てています。

上野村の好きなところは?

初めて来たときからずっと感じていることですが、川がすごくキレイなんですよ。保育所の真横にも川が流れているので、少し時間ができたら川で遊んだりしています。魚釣りをしている人がいたり、小魚やオタマジャクシ、いろんな虫がいたり。キレイな川があるだけで、いろいろな経験ができるし、生活にこんなにハリができるんだな、とつくづく感じています。

最近気になっているのは、村のビニールハウスで栽培しているミニトマトです。すごく甘いんですよ。そのトマトで作ったケチャップやミートソースが道の駅で売られているらしいので、食べてみたいなと思っているところです。

 

上野村のキレイな川

村で栽培しているミニトマト

上野村保育所でのお仕事について教えてください

僕が働いている上野村保育所は上野村唯一の保育所で、1歳児から小学校就学前までの子どもたちを預かっています。保育士含むスタッフは10人くらいです。僕は今、去年担当した3歳児を持ち上がりで、4歳児を担当しています。1年前はまだ小さくて、できないことがあっても「かわいいな。やってあげるよ」という感じで接していました。でも、4歳になると自分でできないといけないことも増えてくるので、少し厳しくしないとな、と思っています。でも、仕方ないなーってついやっちゃうんですよね(笑)。ここ数年、「やさしいりく先生」でしたが、これからはいい意味でちょっとピリっと、厳しさも見せることが目標です。

保育士の仕事は楽しいですか?

仕事は全部、本当に楽しいです。母親が保育士をしていたり妹がいたりする影響で、小さい頃から子どもが好きだったんですよね。中学校の職業体験も幼稚園を選びました。保育士の仕事も好きだし、上野村保育所の先生方も皆さんいい人ばかりで、こんなに働きやすい職場はたぶん他にはないと思っているので、できればずっとここで働き続けたいです。

 

保育所の子供たちと先生