上野村

STORYNo.022

なんでも積極的に!協力隊として感じる、上野村の人のあたたかさ。

農業に関わっていきたいという思いから「緑のふるさと協力隊」として上野村に派遣されている小山田さん。協力隊として、上野村との関わり方や上野村での過ごし方を伺いました。

  • 小山田 光希さん
  • 東京都稲城市 出身
  • 村民歴 8ヶ月 ※2022年11月時点

上野村に移住したきっかけは?

「僕は『緑のふるさと協力隊』として上野村に来ました。」

「緑のふるさと協力隊」に興味を持ったきっかけは?

「もともと農業をやりたくて、農業の体験できるところを大学在学中に探していたんです。僕がやっているのは『緑のふるさと協力隊』で、その短期版みたいなもので『若葉のふるさと協力隊』というのがあって、それに参加しました。岩手県一関市に45行ったんですけど、1年間の協力隊も面白そうだなと思って応募しました。

農業もそうだし、協力隊の人が築いた人間関係みたいなものがすごいあったかくていいなと思いました。今は農業に関わらず、いろんなことに挑戦してみようかなという気持ちでいます。」

今は協力隊としてどんなことをしているんですか?

「『緑のふるさと協力隊』自体がボランティアみたいな感じで、ひとつの会社に入って、これをやるということではなく、僕の場合は上野村に来て、上野村役場が関わっている施設に2週間単位で行き、お手伝いするといった感じで過ごしています。最近は、猪豚を生産しているいのぶたセンターに行って、養豚場の掃除とか餌やりとかの作業をしました。」

協力隊として活動してみてどうですか?

「やってよかったと思っています。自分で動かないといけないというところがあるので、やってみたいことに対しては積極的に動く。畑もやってみたいので、人にお願いして借りたり、それで人との関わりもできるし、そういうところはよかったなって思います。

あと、村の手伝いもなかなか関われる仕事じゃないので、お試しみたいな形でも養豚のこととかをきちんと教えてもらえるので、実際作業できたのは面白かったですね。」

上野村に来てみてどうでしたか?

「『緑のふるさと協力隊』として派遣される場所は、上野村を希望したわけではなく、事務局の地球緑化センターから「上野村に決まった」と連絡が来たんです。

だから、僕自身上野村に強い思い入れがあったわけじゃないので、上野村がいいっていうのが見つからない時期が続いていて、今後、上野村に残るとかおすすめする決定打みたいなものはまだ正直見つかってないんですけど、上野村の人は本当にステキな人が多いなと思います。自分を気にかけてくれているというのを実感する事が多いので。」

上野村のいいところを教えてもらえますか?

「具体的な場所より、やっぱり人ですね。

温かさというか、本当に優しくて、いろいろ協力隊という立場上、給料もそんなに高くないので、そんな中でやっていかないといけないことを知ってくれているので、野菜とかいろいろ「持っていけ」と言ってくださるので、ステキな人が多いなと思います。」

人とのつながりはどうやって広げているんですか?

「僕が来た当初、村の人が集まるイベントがあるのかなと思っていたのですが、コロナとかでやってなくて、最初はどうしようかなって思ってたんです。「じゃあ、もう自分から行くか!」と思って、「協力隊の小山田です」って農業やっている方に手伝わせてもらったりしました。」

上野村でやりたいことや今後どうしたいとかありますか?

「将来は自分で畑をもって農業をやりたいので、そういう勉強をもっとしたいと思っています。上野村は山間にあるので、広い土地がなく農業に適した場所ではないのですが、やっている方もいるので、そういう方に話を聞いて勉強しつつ、自分のやりたいことに向けて、違う場所でも農業の勉強をしたいと思っています。」

上野村に訪れる人に一言お願いします!

「特に僕くらいで単身で移住してきている人は、村の人に関わる機会は多くないと思うんです。よく聞くのは、「都会の人付き合いに疲れたから田舎にきた」みたいな。そう思って来る人に伝えたいのは、田舎のほうが人付き合いが濃いということですね。大変かもしれないけど、関わると村の人は優しくていい人ばかりなので、積極的に関わることも大事だと思います。ぜひ、村にいる人達とたくさん関わってもらいたいですね。

ちなみに、おすすめシーズンは初夏です。緑がきれいで、爽やかな気持ちになりますよ。5月くらいは緑がさわやかな時期があったり、紅葉がきれいな時期があるので、景色が素敵だなと思います。」