上野村

STORYNo.018

サバゲーのイベントや仕掛け猟、仕事に趣味に大忙し!

2016年の元旦に上野村でご結婚された、黒沢さんご夫婦。今は叶篤くん、潤莱ちゃん、光桜ちゃ んの3人のお子さんと一緒に仲良く暮らしているようです。上野村での暮らしや今後の展望につ いて、お二人にインタビューさせていただきました。

  • 黒沢 光視さん・藍さんご夫婦
  • 光視さん:上野村出身 藍さん:群馬県長野原町出身
  • 村民歴 光視さん:25年 藍さん:6年 ※2021年9月時点

藍さんが上野村に移住したきっかけは?

「光視とは調理の専門学校で一緒だったんですよ。たしか出会って3ヶ月くらいで付き合ったと思います。それで、卒業した後に私は地元の給食センターに入ったんですけれど、しばらく経ってそこを辞めるとなったときに、次の仕事どうしようとなって…。そのときがちょうどお盆時で、光視の実家の『すりばち荘』という旅館が忙しいということで手伝いに行ったんですよね。

そうしたら、福祉課の課長さんに『学童の仕事があるんだけど、前の人が産休に入るから、話だけでも聞きに来てみない?』って声をかけてもらったんです。それで『まあ、話だけ聞く感じならいいかな〜』と思っていざ行ってみたら『で、いつから来れるの?』みたいな(笑)。『すぐ裏のアパート空いてるよ、この部屋使っていいんだよ!』って。それで『あれ? 私この村に来るのかな〜?』って(笑)」(藍さん)

実際に住んでみての印象は?

「私が住んでいた長野原もけっこうな田舎だったので、上野村に来ても、そこまで『すごい田舎だな〜』みたいなのはなかったですね。あと、長野原とは車で2時間くらいで行き来できるんですよ。なので、何かあったときも帰りやすいし、なんかちょうどよかったなって」(藍さん)

上野村のいいところを教えてください。

「やっぱり、みんなが優しいです。みんなが声かけてくれるんですよ。お散歩しててもそうだし、子どもの予防接種で病院に行ったりしたときも待合室で話しかけてくれたりとか。おじいちゃんもおばあちゃんみんな私たちのことを覚えてくれていて、気にかけてくれて…本当にあたたかいなって思いますね」(藍さん)

お休みの日はどのように過ごしていますか?

「夏は家の前の川にずっと行ってます! 子どもたちも外遊びが好きなので、川に行ったらどんどん遊んじゃうんですよ。あとは、光視の実家の『すりばち荘』も、私たちが今住んでいるところから歩いて10分、15分くらいの距離なので、お散歩がてら歩きながら虫捕って、トカゲ捕って、みたいな感じで過ごしてますね」(藍さん)

今後叶えたい夢はありますか?

「うーん、なんだろう? あっ、中庭のついた大きいおうちに住みたいです!」(藍さん)

ありがとうございます! 次は光視さんのことも教えてください。

小中高と地元の学校を出て、専門学校の時は片道2時間かけて車で通ってました。卒業した後は『道の駅うえの』のレストランに就職しました。上野村を出ることもちょっとは考えたんですけど、やっぱり上野村が好きなんで…。いや、なんで好きかはわからないんですよ(笑)。でも、好きですね。だから、ずっといたいなって自然に思いました。今のところは特に出る予定もないですし、このまま家族みんなでいられたらなって」(光視さん)

今のお仕事のやりがいは何ですか?

「料理を作ってるときは楽しいですよ。いろんなところで料理長をしていた人に教わりながら修行中ってところですね」(光視さん)

今後やっていきたいことはありますか?

「今、道の駅で働きながら、実家の旅館のほうで『上野サバゲーフィールドmortar』というサバイバルゲームのイベントもやってるんですよ。今は月に1回、日曜に休ませてもらって、人を集めて開催するような感じです。

サバゲー自体けっこう流行ってるし、取材されるのを待ってるんですけど(笑)。あとは、罠も仕掛け始めたんですよ。最近も鹿やいのししがかかりました。ゆくゆくは罠だけじゃなくて、鉄砲のほうの狩猟免許も取りたいなって思ってます。」(光視さん)

最後に、上野村の魅力を教えてください。

「やっぱり川ですかね? 川が綺麗なので見てほしいです。どこの場所から見る川がいいとかは、ずっと地元なのであんまり考えたことはないんですけど…(笑)。でも、本当に綺麗なんですよ。釣りもできるし、川魚も美味しいし。上野村にはいろんな人が来てほしいですね。いいとこいっぱいあるんで、楽しんでいってもらいたいです。」(光視さん)