上野村

STORYNo.003

上野村は自然豊かで、育つのに良い環境。

小学校教員として、元気いっぱいの子どもたちと 過ごす石井さん。移住してきて約1年が経つ彼女 に、仕事についてや、子どもたちや自分を取り巻 く環境、村での過ごし方などをインタビューしま した。

  • 石井 麻緒先生(左)
  • 群馬県安中市出身
  • 村民歴1年3ヶ月 ※2020年7月時点

上野村に来たきっかけを教えてください

 就職をきっかけに、小学校の教員として上野村に移住してきました。

 学校では、子供たちと一緒に勉強したり遊んだり。担任は持っていなくて、主に1年生を見たり、体育を担当したりしています。全校で44人、1年生は4人だけの小さな小学校です。子どもたちはみんな、人のことを思いやれる優しい子たちだなと思います。明るくて活発ですね(笑)。

 

子どもたちが育つ環境としての村はどんな印象ですか?

 上野村は自然が豊かなので、子どもたちは植物や虫とたくさん触れ合うことができます。あとは、移住してきて、川がキレイでびっくりしたんです。普通に川に入れるの?って。この豊かな自然の中でみんなが安心して外で遊べるから、子供が育つには良い環境だと思います。時間の流れがゆったりとしているのもいいのかな。

ご自分が生活する場所としての村はどんな印象ですか?

 やっぱり自然の豊かさや川のキレイさが印象的です。村の人は、すごくフレンドリーでやさしくて明るくて、村のことをいろいろ教えてくれるんです。
 温泉が好きで、「しおじの湯」や「ヴィラせせらぎ」で癒やされたり、村のおいし い食べ物を日々楽しんだりしています。好きなのは、福寿庵の十石そば。あとは、村で採れたしいたけを焼いて、バター醤油で食べるのもお気に入りです。普通の買い物は道の駅など地元の商店でして、洋服などは高崎まで足を伸ばしています。

 

どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

 子どもたちが、できなかったことができた時とか、わからないことがわかるようになった時に、「ありがとう!」と言ってもらえると嬉しいです。

 子どもたちが、学びたい心、やってみたいという気持ちを持てるようにという思いを大事にしながらいつも勉強を教えています。子どもたちにとって夢を与えられる教師になれたらいいなと思っています。

※2020年7月執筆